2024年10月号(vol24)
「西東京市視覚障害者協会からのお知らせ(通巻24 2024年10月号 」をお送りします。
■令和6年10月の「西東京市視覚障害者協会」からの話題提供です。
非常に長かった猛暑が、何とか去ってくれたのでしょうか?
これまで、夜中もエアコンをつけっぱなしで、窓を閉めたまま暮らす日々でしたが、最近は、窓を開けたら心地よい風を感じます。
風景から秋を感じるのは難しいのですが、耳を澄ませば、落ち葉を踏む音、朝晩には、虫の音に耳を傾けることのできる季節となりました。
短い秋になるかも思いつつ、収穫の秋で、いっぱい、美味しい物に期待しましょう。
さて、今月の話題は、
▼1) 西東京市視覚障害者協会は、市内の全視覚障害者福祉に取り組む活動方針を目指します。
西東京市視覚障害者協会からの話題提供が、春から暫くとどまっておりました。この間に、協会の活動について、会則改定、運営体制の見直しを行ないましたことを、お知らせします。
▼2) 今回の情報ほっとラインが届くころから、ひと月程度の内に開催される、視覚障害者に関係する展示イベントと学習会を紹介。
近く開催される協会の活動イベントと、視覚障害者に向けたイベントの紹介です。
▼3) 中央線にグリーン車両が連結され、10両編成から12両編成に長くなります。視覚障害者に向けた内覧会の報告です。
JR中央線の会則電車が変わる話題を提供します。
をお送りします。
1) ▼1) 「西東京市視覚障害者協会」は、市内の全視覚障害者福祉に取り組む活動方針を目指します。
始めに、会長の交代についてです。これまで、会長として協会運営を取りまとめておられた、三原氏から、わたくし野口が引き継ぐことになりました。
また、理事・役員についても体制強化を図りました。
これまで、当協会は「公益法人東京都盲人福祉協会西東京支部 西東京市視覚障害者協会」と会則に置いて名称を定義しておりました。
会長の交代に合わせ、会則の改定により、支部を改め「西東京市視覚障害者協会」を協会の名称として規定いたしました。
活動の基盤を、西東京市内に在住・勤務・通学をされる方々で、障害者手帳保有の当事者のみならず、家族として、あるいは、支援に関心をお持ちいただける方々をも会員として受け入れることを示しております。
西東京市の基本理念に、「共生の街造り」が掲げられています。
私たちの活動では、視覚を含めた障がい者、健常者が共に手を繋ぎあって暮らす社会を願っています。
勿論、西東京市での視覚障害者の環境改善、市当局への要望、相談などにも答え、情報提供に取り組みます。
また、市民の皆さんに、障害への理解、街で困っている視覚障害者への気遣いなどの啓蒙活動にも力を入れていきたいと思っています。
尚、会員の中には、視覚障害当事者として、「東京都盲人福祉協会」を必要とされる方々、入会を望まれる方がおられますので、
これまで通り支部としての役割を担って行く為に、「西東京市視覚障害者協会」の会則内に別途の規定条項を設けました。
これまでは、会長が兼務しておりましたが、都盲協会員を兼ねる会員から支部長・代議員の役職を規定しました。
今回、会長は、交代致しましたが、都盲協支部長・代議員は、引き続き三原氏に担って頂くことになりました。
以下に、会則の文頭に示した活動趣旨を紹介します。
この協会(以下「本会」という)は、西東京市在住、在勤、在学の視覚障害者(障害者手帳保持者)及び、視覚障害への関心、支援を志す者が地域社会の中で、豊かな生活と共生の街づくりに参画し、相互理解に満ちた暮らしを送る為に組織し、円滑な運営を図るため、会則を定める。
ほっとラインをお聴きの皆様、当協会と共に活動に関心を持っていただける方は、お声がけ、お尋ね下さい。
連絡先は、野口 (0422-77-7653 mail:ys9s-ngc@asahi-net.or.jp)までお知らせ下さい。
▼2) 今回の情報ほっとラインが届くころから、ひと月程度の内に開催される、視覚障害者に関係する展示イベントと学習会を紹介します。
●西視協は、 第22回西東京市市民文化祭に参加します。
西東京市障がい者福祉をすすめる会に参画する市内の多くの事業所・支援団体等の活動紹介&作品展示が行われ、西視協も障害に関する情報発信とするポスター参加を行います。
多くの皆様のご来場をお待ちしております。
・日時:10月19日(土) から 21日(月)10時-17時(最終日 16時)
・場所:柳沢公民館内会議室
・是非、ご覧いただきたい展示として
「視覚障害あるあるカルタ」と「見えない人も見える人も共に楽しく遊べるゲーム『グラマ』」というゲームを紹介しております。
●「ふれてみよう! 日常サポートから最先端テクノロジーまで」と称した視覚障害者向け総合イベント
「第16回 サイトワールド」が開催されます。
案内のページには、「サイトワールド」は、視覚障害者に特化した世界で例をみない総合イベントです。是非、ご来場いただき、触れて、聞いて、話して、確認・納得していただけますよう…」と書かれています。
日時:2024年11月1日(日本点字の日)、2日、3日(文化の日)午前10時~午後5時(最終日は午後4時まで)
会場:すみだ産業会館サンライズホール8階(JR・東京メトロ半蔵門線 錦糸町駅下車 丸井錦糸町店内)
・国内外の視覚障碍者向けの支援機器の展示数、企業参加、歴史など、国内イベントとして最大級の展示会のひとつと思います。
●西東京市障害福祉課から「全盲・弱視者視覚障害者向けスマートフォン体験会開催」のご連絡を頂きました。
日程は10月28日(月曜日)から12月5日(木)のあいだに全6回に全てに参加できる方が対象となっています。また、応募人数にも制限(各4人まで)で、応募多数の場合、抽選とのことです。
申し込み方法は、10月18日(金)午後5時までに、電話またはファクスで、東京都アクセシビリティ向上支援事業コールセンターへ
TEL 03-6386-5470(平日午前9時~午後5時)、FAX 03-5249-3558 へ願います。
10月1日に配布された「西東京市の広報 No.588」の10面に詳細が掲載されております。情報ほっとラインと同様に朗読サービスを受けておられる方は、再確認、あるいは、市のホームページに PDF が掲載されていますので、ダウンロードして下さい。
▼3) 中央線にグリーン車両が連結され、10両編成から12両編成に長くなります。視覚障害者に向けた内覧会の報告です。
西東京市の皆様にとっての鉄道利用は、西武鉄道が身近かとは思いますが、市内の南に暮らしている方々には、JRの中央線の利用が多い方もおられるかと察します。
実は私も、どちらかと言えば中央線利用が多いです。
この中央線のオレンジ色の快速車両編成に、グリーン車が2両追加され、これまでの10両編成から12両編成への移行が始まりました。
スケジュールは今月から来年の3月に掛けて、順次12両化されます。
先月の話となりますが、
視覚障害者当事者で立ち上げておられる「認定NPO法人 日本視覚障害者鉄道安全協会」(所在地 豊島区)さんからJR東日本に要請した、中央線グリーン車連結編成への事前内覧会の機会が提供されるとの情報を都盲協会メーリングを介して頂き、西視協の当事者仲間とガイドさんとで参加させて頂きましたので、その様子をお知らせします。
催しの目的は、
中央線グリーン車については、両開きの乗降ドアになっており、連結開始直後は視覚障害者にとっては普通車両と誤認しやすいうえ、二階建て構造であることに伴い、階段があるため転倒の恐れが予見できます。(既に、グリーン車が連結されている東海道線、埼京線などは片開き扉です。)
また、車両編成の中間にグリーン車が追加されることで、これまでの利用していた普通車両の停車位置が変更されますので、ホーム上の移動範囲が変わる可能性があります。
そこで、安全協会さんでは、JR東日本に対して、営業前に視覚障害者向けのグリーン車両連結編成の内覧会を実施してほしい旨、要望をあげておられたとのことです。
協会の御担当者さんとお話しした際、「所謂、鉄オタ(鉄道マニア)に向けたものでは無いので、広くの広報はしていない。」とのことで、中央線沿線を利用することの多い、盲学校の学生さんや関係者、視覚障害者団体への案内とのことでした。
さて、内覧会の様子です。
中野駅の7番線に、昼間の2時間ほど、グリーン車2両を繋いだ12両編成の電車を留置し、随時車内を案内していただきました。
まずは、編成についてです。
・グリーン車両は、東京寄りから4、5号車となります。その為、グリーン車設置前の10両編成の同じ場所は、普通車両となります。
その為、これまで、普通車両として4号車、5号車辺りに乗降されていた方のホームうえの乗車位置と会談などの位置関係が変わることになります。
・グリーン車両の乗降口は2か所となっています。普通車両の3か所の内、真ん中に当たる乗降口が有りません。
・乗降扉が両開きとお伝えしました。普通車両と同じ広さで開くので、間違える可能性が有ります。車内に入ったエリアはデッキ扱いとなります。扉の左右は壁になっているので、乗車した際に手を充てることで判りますが、座席を利用しない場合でもグリーン料金を求められますので注意して下さい。
・来年3月頃までは、10両編成と12両編成が混在して走行します。今月から中野駅から高尾駅、青梅駅での駅ホームの停車位置が前寄りになっており、10両編成の場合、最後尾の位置が、2両分の車両短いので車両がありません。ホームから線路内への転落をされない様に気を付けてください。
これについては、ホームでの放送で行先案内の後、「この電車は、何両編成です」との案内が有ります。また、先頭車の運転席が見える位置に「10両編成 or 12両編成」との掲示が有るとのことです。また、ホームの足元にも「グリーン車乗口・各号車番号」のペイントがされていますが、私たちには…
次に、車内の様子について、
・座席は、窓を横に快適な回転式リクライニングシートが2列に並び、全席のひじ掛けに電源、前にはノートパソコンが載る程度のテーブルとドリンクホルダーを備えています。
・各座席の天井には、グリーン券購入済み確認やスイカなどで支払いの為のセンサーと利用中を示す表示灯が付いています。
・それぞれの2列シートは、通路側に足踏みで回転して向きを変えるペダルがあり、簡単に向きを変更できます。(東海道線などのグリーン席は、ちょっと面倒な方式とか…)
・4号車の東京寄り扉、5号車の扉の車両連結方向には、あたかもグループで囲んで利用したい様な8席分の座席が、それぞれ並んでいます。
・4号車の連結側には、トイレ、手洗い洗面、アテンダント室が並んでいます。
このトイレは、グリーン車利用者に限られています。普通車両のトイレは、6号車(10両編成までは4号車)に車椅子スペースと共にあります。
・グリーン券を購入していないと、4号車、5号車間は通り抜けできません。
・各乗降扉から内寄りは、2階建て座席となり、向かって左が2階に上る螺旋階段、右側が1階に降りる螺旋階段になっていますいずれも階段の左右には手すりが付いていますが、足を踏み外さない様に気を付けてください。
2階席からは、これまでと違う景色が見えるのだろうと、見えない成りに想像しておきましょう。
・グリーン席数は、総合計で180席となっています。
最後に、お得な話、
・来年3月、おそらく、大規模時刻表変更時には、ほぼ全編成にグリーン車が繋がっているかと思います。
それまでの間について、お試し期間としてグリーン券なしで、グリーン席を利用できるとのことです。武蔵境駅、三鷹駅、吉祥寺駅からの乗車では、グリーン席が空いている可能性は少ないかと思うところですが、始発の東京駅ならばうまく行けば、座ることが出来るかも知れませんネ。
有料化されてからのグリーン席利用方法、料金などについては、JR東日本のホームページなどでご確認ください。
注意として、身障手帳1種として同行者との運賃が半額に成る場合も、グリーン券の料金については、半額にはなりません。
以上、中央線快速へのグリーン車両連結の話題でした。
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今月号、情報ほっとラインへの投稿内容は如何でしたでしょうか? 今月以降、復活いたしますので、お楽しみください
■以上、西東京市視覚障害者協会 野口がお送りしました。