2023年8月号(vol15)

(令和5年8月 通巻16 の西東京市視覚障害者協会からのお知らせです。)

今月、学校に通う子供たちは、夏休みを過ごしていると思います。
夏の風景のイメージとして、青い空と入道雲を背景に、麦わら帽子に虫取網、帆を揺らすヨットが浮かぶ海辺などに遊ぶ子供たちを思い浮かべます。また、日中には蝉しぐれ、夜には何処からか聞こえてくる打ち上げ花火の音は夏の風情ですね。元気に猛暑を乗り越えましょう!

さて、今月の話題は、次の2点です。
1) 先月にもお知らせしました、交流会を、9月10日(日)に開催します。ご参加の案内です。
2) 夏にふさわしい話題として、会長の三原の趣味である「スキューバダイビング」の話題を紹介します。

今年度の西東京市視覚障害者協会では、会員に限らず、誰でも参加を歓迎する交流会を定期的に開催することを年度初めの定期総会で決定しました。
初回を、来月9月10日(日曜日)と予定しております。
(以降、12月と、年明けの2024年3月を予定しています。)。
開催場所:西東京市障害者総合支援センターフレンドリー会議室C(西東京市田無町4-17-14)
開催日時: 令和5年9月10日(日曜日) 午後1時30分から3時30分
*定期総会の後にも交流会を開催しましたが、携帯端末の便利なアプリ情報の紹介、情報ほっとラインで紹介したグッズなどの紹介などを行いました。
来月も、同様の内容の他、7月1日(土曜日)に開催した「障がい者福祉をすすめる会主催の西東京市役所危機管理課に講演してもらった学習会」からの情報などを話し合いたいと思っております。
ご参加いただいた方から話題を頂ければ、今後も危機管理課と、障害者の防災対応計画などを話し合っていくことになっていますので、参考にさせて頂いたり、要望を伝えたりしたいと思っております。
会員以外の方も是非、ご参加ください。お待ちしております。
事前にご相談など有りましたら、会長の三原(042-463-6765)までお知らせください。
*「障がい者福祉をすすめる会」は、40年の歴史を持ちます。市内の障害者団体、福祉事業所、作業所が集まった任意団体です。

会長の三原から、次の話題です。
夏のさかりの今月号。私の趣味のひとつでもある「スキューバダイビング」の話題を書かせていただきました。
障害者スキューバダイビングのご紹介を致します。
以前から一度は体験をしたいと思っていたスキューバダイビングでしたが、且つて、「視覚障害者には、できないよね」と言われると思っていた頃がありました。
しかし、理解の有る指導者に恵まれれば、どの様な障害者でも、老若男女も問わずに体験することができます。
今から20年ほど前のことになります。沖縄で、「日本バリアフリーダイビング全国大会」というものが開催されると、両親から教えられて、すごく行きたいと思って参加しました。私が参加した時が第2回大会とのことでした。
大会といっても、健常者と様々な障害者が一緒にスキューバダイビングを楽しむと言ったイベントです。第2階大会だけでなく、第3回大会にも参加しました。
大会を通じて、視覚障害者の友人だけで無く、他の障害者、健常者の友人もできました。コロナ関連で暫く途絶えていた様ですが、今年2023年は、ホームページを閲覧すると3年ぶりに開催されることを知りました。
また、全国大会だけでなく、関東大会と言うものもあります。

スキューバダイビングは、大きく分けると、
「体験ダイビング」と、「ファンダイビング」があります。
初めて体験する人は、ほとんどが「体験ダイビング」から始めます。
中には、最初からライセンス講習を受けて取得する方もいます。学科講習と、実技講習を受けて、最短で4日程度で取得できます。
「ファンダイビング」というのは、ライセンス保持者が楽しめるダイビングのことです。この中に、障害者用のライセンスがあり、私はそれを取得しています。
ライセンスのことを、Cカードといいます。Cカードは、次の様なモノです。
Cカードのことを一般には、「ダイビングライセンス」とも呼ばれますが、正式名称は、「Certification Card」で、つまり、認定証のことです。
Cカードは、レクリエーション・ダイビングに関する定められた「知識」と、「スキル(技術)」をある特定の時期に、ある特定の場所で習得したことを証明するものです。

障害者のスキューバダイビングの団体として、大きい団体が2つあります。
ひとつが、「JBDA ジャパンバリアフリーダイビングアソシエイション(日本バリアフリーダイビング協会)」で、
もう一つが、「HSA JAPAN ハンディキャップ スキューバダイビング アソシエイション ジャパン(ヒサジャパン)」です。
私は、両方の団体発行のCカードを取得しました。

「視覚障害者が見えないのに、楽しめるのか?」と、思われるかもしれません。
そこで私が参加した時の、様子を紹介します。

海に入って、少し緊張が取れ、慣れてくると、海に浮かんでいる感覚が、楽しくなってきました。船の上と私や一緒に潜ってくれているインストラクター・ガイドさんが会話できる器材として、船から 100メートル程度の電話のコードのようなものを着けて潜ります。海の中でもインストラクター・ガイドさんの声で、方
向を教えてもらったり、触れるものの名前を教えてもらったりしました。今は、無線方式の水中トランシーバーという物も使われています。ダイビングショップに置いてある場合もあり、貸していただけることもできます。
空気ボンベの残量が少なくなってくると、触ってわかる、残圧計という器材もあります。私もそれを持っています。
海の中では、触って大丈夫なサンゴや、貝殻や、ヒトデを触らせてもらったり、魚に餌付けをするような体験をさせてもらいました。手でえさお持ってしばらく待っていると、それを魚が食べに来ます。魚が手にふれている
ことが、わかり、私の手が食べられることは、ありませんでした。
海の中で浮いている感じや、明るさが判れば、浅い所から深い所に潜って行く様子も楽しめます。

私には、直接に海中の様子を見ることはできませんが、海の中でも撮影できるカメラを持って行きます。
そうして、ガイドさんに撮影してもらいます。
また、撮りたいものが有れば、ガイドさんにカメラのレンズの方向をを合わせてもらってから合図してもらい、自身で撮影することもあります。
それを帰ってから、家族に見せたり、健常者のダイビング仲間に見てもらったりしています。
少し時間が足ってからでも、「この魚、撮影できたの。すごいね!」とか、仲間と写した写真を元に、話題が盛り上がることもありました。実際に見えなくても、とても楽しいです。

JR三鷹駅の近くに障害者ダイビングを体験させてくれる「HAS」に参加しているshop「トラウムスクーバ」に吉野さんと言う友人のインストラクターさんがおられます。今年もお世話になりながら海を楽しむ予定です。
そのshopについて掲載の許可を頂いたので、皆様にもお問い合わせ先として紹介致します。
〒180-0006 東京都武蔵野市中町3-25-5
Diving house Traum Scuba (ダイビングハウス・トラウムスクーバ)
電話/ファックス 0422-39-8757 / E-Mail:info@traumscuba.com
営業時間、12:00~20:00 です。
ホームページのURLは、https://www.traumscuba.com/
JR中央線、三鷹駅北口から徒歩10分で、武蔵野赤十字保育園の隣になります。
ご興味のある方、是非、お問い合わせください。詳しく案内してくださいます。

■以上、今月の話題を三原から提供しました。